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さて、最終日に行なった研究授業ですが、理数科のクラスの生徒達に助けられて、無事終える事ができました。投げ掛けた問いに対するリアクションがちゃんとあると、やはり授業がやりやすい。それに演劇部の後輩が一番前の席にいる、というのもかなり心強い。いざとなったらその子に絡めばいいわけだからね。まぁ、彼の方から何かと絡んできてくれたので私が絡むまでもありませんでしたが(笑)。
まず授業開始の直前、後列の席の子がクラス全員に「(授業見学のため、先生方が後ろに用意してある椅子に座るので)全体的に前の方に机を動かして」と呼びかけてくれた時、そうやって周囲に気を使った発言が堂々と出来る子がいるという事や、それに納得して協力してくれるクラス全員を見て、エライなぁと感心してしまいました。流石、去年からメンツが変わらないクラスというだけあって、まとまりがきちんと取れている。ちなみに後輩君は一段高くなった教壇の所まで机を押し出して来て一言。「先生にプレッシャーかけるにはこの位前にこないとね」おおぅ、いい度胸ジャマイカ。
後輩:俺達実は先生にサプライズ用意してるんスよ
私:サプライズ?
後輩:授業中誰かがぶっ倒れたりして、その時の先生の対処法をみようと…(笑)。
私:……。
後輩の後ろの席の生徒:お、お、、、、俺の右腕がぁあああ!
あほんだら!という感じで彼らを捨て置いて授業開始。とりあえず理数科はこんなクラスです(・ω・@)生徒自身がこんな感じなので、自然と私の口調もフランクに……w丁寧語の概念は綺麗に飛んでいきました。というか丁寧語使っていたら彼等と対等に渡り合える自信がありません。あの子達の頭の回転速度とジョークのセンスは普通科の比じゃないと思う。だって「蛍狩り」というテーマをだして、よき人(節度、教養、風流さがある人)はどういう行動を取るか、という問いに対し、「蛍を一匹だけ捕まえて、繁殖させて、ホタルパークを開く。収益は恵まれない子供達に全額寄付する」といった強者がいたくらいデス。与えた時間は5分位だったのですが、他クラスだとこういった発想力を持った子は、そう居ません。普通の生徒なら「ホタルを遠くから見て楽しみ、捕まえるなんて事はしない」という正答をいいます。そして正答に結びつくと確信のある事以外の発想しません。
ちなみにこの発言は後輩だったのですが、言った後クラス内で何故か拍手が……wなんかそのまま後輩のいいようにされるのも悔しかったので、すかさず反撃。
「じゃあ皆に聞きたいんだけど、ホタルって一匹で繁殖できるものなの?w」
そのツッコミでクラス内が笑いの渦に巻き込まれ、反撃を予想していなかった後輩は「やられた~!」というリアクションをしていました。
こんな感じでクラスの雰囲気にかなり救われた研究授業は、見学の先生方から程々な講評を頂き、幕を閉じました。「流石、元演劇部ね。度胸があるわ」という講評を頂いた時は複雑な心境でしたが(笑)。
今、京都に着いたので、これからまた忙しく日々が続きます。でも、教育実習のおかげで多くの事を得たから、物事への見方が今までとは多少変化した、刺激的な日々が送れそうな気がします。
ほいでですね。今日はちょっと余裕が出来たので部活のほうに参加してまいりました。先週はどうやら部室のお引越しをしていたようで、2回くらい顔を出しただけだったのですが、今日は流石に活動しているだろうとおもい、活動場所へれっつらごー。案の定、二年生に一年生にダンスを教えていました。丁度顧問の先生が出張だったらしく、タイムリーといえば、タイムリーな日に顔を出したことになるのでしょうか。
とりあえず、懐かしいなぁと思いながら見学見学。そのうち「ここってどういうフリでしたっけ?」という二年生からの質問が…w おい、こらちょっと!w えーっと、だからこれはこうしてだね。。。 そこは足をもっと綺麗に伸ばす! ターンを綺麗に回るにはここをぐいっとひねって……。 あ、この後なんだっけ?私も忘れてるわ。嗚呼、思い出した思い出した。確かこんなかんじ。 突きと蹴りは素早く戻す!
と、まぁ、なんだかんだでその後、ダンスの自主練習に参加してきたので、スーツ姿でストッキングなクセに1時間ぐらいぶっ通しで踊ってきました。明日はしっかり活動着を持っていこうとおもいます。後輩に、明日は私の踊っている姿を携帯のビデオカメラで撮らせてくれといわれました。(←振り付けの確認のため。)……私なんかがお手本でイインデショウカ。私なんかより、もっと切れよく面白く踊る親友をお手本にしたほうがいい気がする(・ω・`@)
今日は担当の先生がやけに優しかったです。私何かしたかしら。。。w
本日は担当授業もなかったので、ゆっくりのんびり明日の授業用プリントと研究授業用の指導案を作成していました。おかげで少し頭痛もよくなったので、明日は頑張れそうです。
以下明日の打ち合わせをしている時の先生との会話。
先生「明日の授業は、研究授業の予行練習も兼ねてやるといいかもね」
私「そうですね。そのつもりです」
先生「言葉使いとか、手順とか、そのあたりを気をつけていきたいね」
私「すみません、お口の悪い子なんです(・ω・`」
先生「……よそいきの言葉で頑張ってみようか」
ええ、私、授業中はお口の悪い子なんです。某ハンガリーさんほどじゃありませんが、喋ることに熱中しちゃうと、生徒に丁寧語で話すことも忘れます。というか、むしろ一貫して丁寧語で通している実習生をみるとすごいなと感心します。
まぁ、はたして授業中、よそいきの言葉がどれだけ継続するのか見物です。。。(=ω=)
私が担当している古典のクラス(2クラス)も残す時間は各1時間ずつとなった。明日は授業がないので、明後日に妹のクラスで教え、最終日に理数科のクラスで研究授業である。
今回理系の古典を2クラス担当してみて、クラスのモチベーションってやはり授業に多大なる影響を及ぼすということを痛感した。特に今日の妹のクラスでは、それが顕著に現れていて泣きたくなりました。
①指名しても声が小さすぎて何を発言してくれているのかが、全くわからない。
②わからなかった場合、すぐさま「わかりません」。
③文法の教科書等があるのに、そちらは使わず電子辞書のみを使おうとする。
①
クラス全体の雰囲気がおとなしいので仕方ないのかもしれませんが、「人に自分の意見を伝える」といった意識が薄れているのかなという印象を受けました。もしかしたら、あの声量があのクラスでのデフォルトで、皆正確に聞き取っているのかもしれませんが、耳がよいと自負する私の耳には全く届きませんでした。ちゃんと正解を言ってくれている子も多いのに、凄くそこが残念。何でそんな自身なさそうにぼそぼそと答えるのだろうか。
②
わからない場合、すぐに電子辞書を開くなり、隣近所の子に聞くという生徒もちゃんといます。私はそれを許可するということをきちんと生徒に告げてあります。しかし何もせずに「わかりません」とただ一言、そんな生徒も中にはいます。やはり古典に対するモチベーションが低いから「解ろう」とする意識が働きにくいのでしょうか。理系のクラスは難しいです。むむん……。
③
私は現役の高校生だったころ、電子辞書は持ってない生徒でした。恐らく、高校3年時に電子辞書を所有していないのは学年でただ一人だったかもしれません。そのくらい紙辞書を愛していた。確かに電子辞書って便利なんだけど、一度に似ている単語とかを見られないのが凄く嫌だったんですね。だからどうしても必要なときは隣近所の子に電子辞書を貸してもらっていました。
ところがですね、今の子は何をするにもまず電子辞書か携帯電話を開く傾向があると私は思うのです。というのも、「あはれ、ってナンデスカ?」という質問を机間巡視しているときに受けたので、「逢は、と、で、に分けて考えてごらん」と漢字表記に直してまで指導したのです。するとその生徒は次の瞬間辞書に手をかけて、「先生、で、ってどういう意味ですか?」と質問してきたのです。おいおいおいおいと感じながらも、文法の教科書の裏表紙にある助詞の一覧表を見るように指示し、自力で探させました。
電子辞書はボタンを押せばすぐに探している語句が出てくるので凄く便利です。でも、だからこそ助詞や助動詞を覚えないのではないだろうかと寂しくなりました。少なくとも1年以上古文を読んでいれば、「で」という名詞も動詞も無いことぐらいわかります。そしたら最後は助詞か助動詞しかないじゃないですか。そんなのは文法の教科書の見開きページに両方載っているから、すぐにチェックできるはず。で、チェックすると同時に、「ああ、接続助詞には他にこんなのがあるんだな」と確認できるわけですよ。これが電子辞書だと出来ない。
現代の子は自分で勉強できる子が減ってきたと言われる所以を、垣間見た気がしました。やっぱり高校生までは普通の紙辞書ひかせたほうがいいよ、うん。確かに便利だけど、楽ばっかりしてたら、脳みそくさっちゃう!w
本日は朝から頭が痛く、どうやら熱があるようです今日は早く寝ようと思います。明日、授業がなかったのは不幸中の幸いだったなぁとぼんやりした頭で考えています。
咳が凄く出る風邪が流行しているようなので、皆様お気をつけくださいませ。では。
貴重な休日も明けて、本日は2コマ授業をしてまいりました。
そこで感じた今日の教訓は「キャパシティ」。
これは3限の方の理数科のクラス(先週初めて授業を行ったクラス)を教えていたときに、強く感じたことなのですが、やっぱり私自身のスペックという問題があって、キャパオーバーしてしまうと授業がぐだぐだになってしまう。要は、ボンキュッボンといったメリハリがない授業になってしまうということです。これでは聞いてるほうは絶対に飽きてしまうし、何が大事なのかがわからない。やっぱり現代語訳と文法を同時進行で押さえようとしたのが間違いだったようです。
先週行った1回目の授業はね、時間の関係もあって、文法だけしかさらえなかったのです。だからそういう点ではメリハリのある授業内容だったのかもしれません。こう…大事なところだけをぎゅっと絞った果実100%ジュース的な。本日は丸々65分もらえる予定だったので、現代語訳も同時に盛り込んでみたのですが、私のスペックでは処理しきれずにCPUが吹っ飛ぶ事が判明しました(笑)。
それをふまえて4限の授業(妹のクラス)にいざ出陣!こちらは漢文の続きもあり、先生とのリレー授業だったのですが、やはり文法のみを押さえて、重要文法が含まれている箇所のみを現代語訳させる程度がいいですね。ぶっちゃけ現代語訳なんて今のご時世電子辞書の中にはいっていたり、ネットで調べればすぐに出てくるものなんですよ。そんなのを丸写しにしてきて授業中発言しても、何の勉強にもなりゃしない。唯一身に付くスキルといったら、いかに楽をして誤魔化すかというスキルぐらい(笑)。間違ってもいいから、やっぱり自分の頭で一度は考えて欲しいなぁって思うわけですよ、うん。
そいえば、これは家に帰ってきてから知ったことですが、腹痛がひどかったにも関わらず、妹は私の授業があるからとわざわざ学校に来てくれたらしいです。元気に授業を受けていたからてっきり午前中から普通に登校してきているものだと思ってたので、ちょっと感激しました。
明日も妹のクラスに教えにいくので、明日こそは指名してあげようかなと思っています。