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いろんな事にくじけそうになりながら、毎日一生懸命生きてる小さな兎のヒトリゴト。
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21歳にしてやっと夜行デビュー★する事もなく暇なのでヘッドフォン装備してさっき読んだ本の感想でも書き綴ろうと思います。


『ほかならぬ人へ』
著・白石一文
今年の直木賞受賞作品。かなりの有名所ですが、やっと本日読みました。二時間もかからずに読み終わったから、長さ的には中編って感じ。本自体は結構前に買ったのだけど、時間が作れなくてお預けくらってたのです。
さて、夜行までの時間を潰すべく、五反田のマックで黙々とひたすら読書タイム。雑談ですがマックのポテトLが(平日のみだけど)安くなったのが凄く嬉しいです。てな訳でポテトは勿論L(笑)。そこにチーズバーガー+オレンジジュースという最もベターな組み合わせ。ちなみに私、マック行くと必ずオレンジジュース飲んでます。はい、そんなどうでもいい話は置いておいて、まずは本の感想をば…w
えっとですね、読後感はかなりいい。重すぎず、軽すぎず、絶妙なバランスで締められてました。 そして題名が『ほかならぬ人へ』なんだよね。『ほかならぬ人』じゃなくて『ほかならぬ人へ』。これがまた深い。作品を色で表すなら、透明感のある綺麗な深い青。深く深く海の底に潜っていく様な、そんなビジョンが浮かびました。本の装丁はピンクなのにね(笑)

同じ恋愛小説でも、以前読んだ島本理生の『ナラタージュ』は淡い桜のイメージだった。爽やかな、それでいて可愛らしいイメージ。だけどこの作品は違う。可愛らしさも爽やかさも全くない。淡々としっとりと、そしてゆっくり沈んでいく感じなのだ。


是非読んでください。読んで損は絶対にしません。

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