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いろんな事にくじけそうになりながら、毎日一生懸命生きてる小さな兎のヒトリゴト。
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『空中庭園』


原作は角田光代の小説です。


私、この小説は数年前に読んだことがあったので、


どんな話だったかなぁと思い出しながらみてました。


なんかね、


すごく不思議な映画の撮り方してました。


空中庭園ってたしか世界史にもでてきたけど、


バビロニアの王宮の屋上にある庭の事だった気がします。


最後のシーンは壮絶で、


でも、それがあったからこそ、


ラスト一秒で泣けました。


とにかくいい作品。


内容は角田光代なだけあって、勿論文学的にもいいし、


映像も映像ならではの表現をしていてとてもよかった。


家族ってなんだろうっていうのがこの作品のテーマ。


絶対に隠し事をしないというルールを持った家族が出てきて、


でも本当は皆隠し事をしてて、


それに気がついてるのに知らないふりをして、


必死で幸せな家族を演じる家族。


そんな家族が段々と崩れていく様が描かれてます。


ま、最後は素敵な終わり方だったけどね。


一番好きだったのは、さっちゃんの科白。


「一番大切なことはお墓の中に持っていくもんさ」

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