昨日見に行った芝居の感想。


『一日だけの恋人』　作：高橋いさを
舞台…おそらくビジネスホテルをイメージしてつくったのだろうけど、机とテーブルのセットがあまりにもお粗末。せめてどこからか借りてくるとかすればよかったのに、と残念感がいなめませんでした。おそらく芝居中に上に乗るからとかそういうのが理由で自作したのだろうけど、コンパネの継ぎ目が見えてて興ざめ。ホテルらしいまっさらな感じの部屋のつくりになってたのに、そこだけが浮いてました。テレビの後ろにあった三角スペース棚みたいなのは素敵でしたｗ　あとは照明とのコラボがよかったです。上からストンと落とすような小さなライトがビジネスホテルのシャープな感じを引き出してました。あ、出入り口のところにコートが2着かけてあったのに、劇中役者が外に行こうとした時、そこのコートを取って出て行こうとしませんでしたね。あれは明らかに不自然。他に気になった点は、テレビと酒があるのに、冷蔵庫がない、ということ。そんなビジネスホテルあるのかよと思いつつ、まあ、台本上そういう設定なのかしらと無理矢理納得しておきます。

音響…気のせいかしら、やっぱり下のスピーカーの音が大きかった気がする。。。

照明…映画館のシーンでのカラフルな照明は、リツゲイさんにしては珍しく派手だ!!と思いながら見ておりました。ただ、気になったのは、あれ面当て入ってたのかなぁ、ということ。若干暗かったような気がしなくもないような…、ああ、映画館だからいいの？んー、でもやっぱり役者の顔はしっかり見せたほうが。。。むーんむーん。後、舞台の場所にも書いたけど、舞台とのコラボ照明は素敵でした。

宣伝美術…ビラの色使いが結構ツボでした。ただ、一つ気になったのは、男性の方はぼーっと明後日のほうを向いているのだから、女性の方もあさっての方向をぼーっと向いていればいいのに、ということ。これは個人的な好みの問題かなァ。

制作…受付のお菓子おいしかったぉ（・ω・）　あ、クリアファイルに他劇団のビラとかがはいってるのは地味に嬉しかったです。ビニール袋だとがっさがっさして処理がめんどくさいのよね。

役者…あんまりいいたかないけど、前半のテンポがちぐはぐで、「おっとっとととｗ」って感じ。映画館の辺りから両者のテンポが合って来て、割と見やすかったです。前半はもうちょっと微妙に間が長いとよかった気がする。「あと1秒！！」みたいな超微妙な長さだけどｗｗｗ　贅沢言うなら、最後の「はい、はい……」っていうセリフは、照明F.Oと一緒に声F.Oしたほうが自然だったかなぁ。。。というかそっちのほうが美しいと勝手に思ってみたり。

以上おわりｗ


明日は実家に帰って稽古だ稽古★　まだセリフ全然おぼえてないやｗ