今日、久しぶりに法学部の友達とお昼食べて喋ってました。その後産業社会学部の子も加わったりして3人でひたすら就職やら公務員試験やら近状報告トーク。


でね、そのとき、法学部の子に「仕事を通して何が得たいの？」って聞いたら、「金と欲望を叶えたい」と言われました。そのあまりにもあっけからんとした言葉に笑ってしまったよ。でもね、彼のいう欲望っていうのを聞いたてみたら、滅茶苦茶いい話で、私は彼がうらやましくなりました。彼は銀行2つに内定を頂いているらしいので、将来安泰です。まぁ、本人は安定したくて銀行選んだわけじゃないみたいだけどね（笑）。


私にもやっぱり仕事を通して表現したいことっていうか実現したいことっていうのはあるんだけど、でもそれを考えられて人に伝えられるっていうのは今だからこそできる、若者の特権なのかもしれないと思いました。流石にネ、お金がほしいっていう理由だけで企業に勤めようと思う大卒生ってそこまで数が多くないと思うんです。大学まできたからには、やっぱり自分のやりたいこと、やってみたいことがあって、だから就職するんだよね。
先日「お金の為に働いている」という人と話をした。その人は夢とか希望とか馬鹿馬鹿しいって言い切っちゃうような人なんですが、でもそれって少し寂しいなって私は感じました。生きながらにして世の中に希望も夢も見出せないっていうのは、すごくつまらないと思ったんです。確かに生きていくことって辛くって痛い。でもそれを緩和させる衝撃吸収材として夢や希望は使われていいと思うのです。生きることが辛いと解っているからこそ、希望を持たなくてはいけないのです。


おっきな野望とかそんなんじゃなくていい。ただ、自分の手に入れたいものは、いつか手に入れるのだと、希望を持つことが大事なのだとおもう。そしてその希望に向かって努力を続けることで、人は人らしく輝けるのではないだろうか。